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自社プロダクト·2026

Pipelia|営業・外注管理SaaS(自社プロダクト)

受託事業者向けの営業・外注管理SaaS「Pipelia(パイプリア)」。営業リストから商談・受注・外注・粗利までを二重入力なしでつなぐSFA/CRMを、企画・ドメイン設計からフロント(Vue 3)・API(Cloudflare Workers + Hono)・課金・運用まで一人で開発しています。

課題と目的

小規模の受託事業者は、営業リスト・案件管理・外注費の集計がそれぞれ別のスプレッドシートに分かれ、同じ情報を何度も入力し直しています。一方で大手のSFA/CRMは価格も運用も重く、この規模には見合いません。「スプレッドシートの限界」と「大手SFAの大げさ」の間を埋め、新規開拓の営業から受注・外注・粗利までを一本の流れで扱えるツールをつくることが目的です。

担当範囲・納品物

  • 企画・要件定義・ドメイン設計(営業 → 受注 → 外注 → 粗利)
  • フロントエンド実装(Vue 3 + Vite + TypeScript / Pinia / Vue Router)
  • API実装(Cloudflare Workers + Hono)
  • DB設計・マルチテナント(Cloudflare D1、テナントDBリゾルバ)
  • 認証・権限(JWT、TOTP二段階認証、カスタムロール、監査ログ)
  • 課金(Stripeのシート単位サブスク、Webhookの冪等処理)
  • メール基盤(独自ドメインのSMTP送信・IMAPでの返信/不達検知・Cloudflare Email Service)
  • 定期実行・バックアップ(Cron Triggers、D1 Time Travel+R2への週次ダンプ)
  • サービスサイト(Astro)と、登録不要で触れるデモ環境の構築
  • 埋め込みフォームの提供(このサイトのお問い合わせフォームにも使用)

使用技術

  • Vue 3
  • TypeScript
  • Vite
  • Pinia
  • Cloudflare Workers
  • Hono
  • Cloudflare D1
  • Stripe
  • Astro
  • SCSS(コンパイル)

実装機能

  • 営業リスト(CSVインポート・重複/拒否リストの照合)から商談・受注・外注・粗利まで、二重入力なしでつながるデータ設計
  • 商談のカンバン表示(ドラッグでステータス変更、受注にすると案件が自動で作られる)
  • 粗利・資金繰りの可視化(案件別・月次の売上/外注費/粗利、粗利率が低い案件の警告)
  • 組織単位でデータを分離するマルチテナント(将来のDB分割に前方対応したテナントDBリゾルバ)
  • JWT認証+TOTP二段階認証・カスタムロール権限・セッション世代失効・監査ログ
  • Stripeによるシート単位のサブスク課金(Webhookの冪等処理)
  • ユーザー自身のドメインのSMTPから送る営業メール(1日の上限・分散送信・開封計測つき)、Googleカレンダーとの双方向連携、サービス通知は Cloudflare Email Service
  • Cloudflare Cron Triggersによる定期実行(メールキュー配信・返信/不達の検知・保持期限の掃除など)
  • 登録不要で触れるデモ環境(サンプルデータ・書き込み制限つき)
  • AI(MCP)連携用トークンの発行

公開URL

https://pipelia.com/ →

課題:営業から外注・粗利までが、スプレッドシートで分断されている

受託の仕事は、新規開拓の営業 → 商談 → 受注 → 外注 → 入金・粗利、と本来ひとつながりです。ところが小規模な事業者ほど、この流れが「営業リストの表」「案件管理の表」「外注費の集計表」に分かれ、同じ情報を何度も入力し直すことになります。かといって大手のSFA/CRMは価格も運用も重い。置き換える相手はスプレッドシート、というのが Pipelia の出発点です。

施策・工夫

一度入れた情報が、商談・受注・外注・入金まで流れる設計にしました。商談はカンバンで扱い、ドラッグでステータスを動かせます。受注(won)にすると案件が自動で作られるので、受注のタイミングで台帳を作り直す必要がありません。

Pipeliaの商談画面。見込み・提案・交渉・受注・失注のカンバンで商談を管理する

「売上 − 外注費 = 粗利」を案件ごと・月ごとに把握できるようにしています。粗利率が低い案件は警告として一覧に出し、資金繰りのタブでは入金・支払いの予定を追えます。外注に出して粗利で食う事業では、ここが一番見たい数字だからです。

Pipeliaの粗利画面。総売上・総外注費・総粗利・平均粗利率と、案件別の粗利一覧

基盤は Cloudflare Workers 1つでSPAとAPIの両方を配信する構成です。データは D1(SQLite)に置き、業務データへのアクセスは必ずテナントDBリゾルバを通すことで、組織単位のデータ分離と、将来のDB分割への前方対応を両立させました。認証は JWT に TOTP の二段階認証・カスタムロール権限・監査ログを組み合わせ、課金は Stripe のシート単位サブスクを Webhook の冪等処理つきで実装しています。

Pipeliaのダッシュボード。今日の要対応と、回収遅延・支払遅延の警告

営業メールはユーザー自身のドメインの SMTP から送り、1日の上限・分散送信・開封計測を持たせています。サービスからの通知メールは Cloudflare Email Service、Googleカレンダーとは双方向で同期します。メールキューの配信や返信・不達の検知は Cron Triggers で定期実行し、バックアップは D1 Time Travel に加えて週次で R2 へダンプしています。

担当した範囲

企画・ドメイン設計から、フロント(Vue 3)・API(Hono)・DB設計(D1)・課金・外部連携・サービスサイト(Astro)・デモ環境まで、すべて一人で実装し、運用しています。 受注前の営業から入金までを扱う業務システムを、設計から運用まで通して作った案件です。なお、このサイトのお問い合わせフォームも Pipelia の埋め込みフォームを使っています。

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