「EmDashって実際どうなんですか」「ヘッドレスCMSの案件、どこから手を付ければいいですか」。制作会社の方から、こうした相談をよくいただきますが、答えは1記事に収まらないので、これまで書いてきた記事を、案件の流れに沿って1ページにまとめました。

このサイトはEmDash(Astro製のヘッドレスCMS)とCloudflareで動いていて、ここにある記事はどれもこのサイトや実案件で実際に触って確かめたことを元にしています。最初から順に読む必要はありません。今の案件の段階に近い節から開いてください。

EmDash案件の6段階。導入を決める、作る、設計する、表示を確かめる、SEOと移行、任せる・守る
EmDash案件の流れ。このページの節もこの順に並んでいる

導入を決める:EmDashとヘッドレスCMSを選ぶ理由

EmDashを選ぶかどうかは、誰が更新し、誰が保守するかで決まります。速さや安全性はその次です。WordPressで困っていることがはっきりしている案件ほど、乗り換えの効果が出ます。

記事

わかること

EmDashとは?

AstroネイティブのCMSの全体像

WordPressからの乗り換え先に

WordPressと比べたときの向き・不向き

脱WordPressという選択

「重い・狙われやすい」への答え方

「速い・安全・更新できる」サイトを作る理由

EmDash × Astro を選ぶ判断材料

サーバー保守を抱えたくない制作会社へ

Cloudflare前提で消える作業・残る作業

社内に実装できる人がいない場合の頼み方は、Astro・ヘッドレスCMSの実装を外注したい制作会社へに書いています。

作る:環境構築とデプロイ

構築で一番つまずくのは、ローカルでは動くのに本番で動かないことです。EmDashはローカルと本番でデータベースも画像の置き場所も入れ替わるので、その差を最初に知っておくと、トラブルの大半を先回りできます。

記事

わかること

EmDashをCloudflareにデプロイする

Workers・D1・R2での本番構築

「ローカルでは動いています」の中身

開発環境と本番がズレる4か所

予約投稿が公開されない

Workersに「時計」を用意する設定

このポートフォリオの舞台裏

実際のサイト構成の例

設計する:管理画面と入力項目

クライアントが毎日触るのは管理画面です。項目の切り方が悪いと、更新するたびにレイアウトが崩れるので、本文1本に何でも入れず、意味ごとに項目を分けるのが基本です。

記事

わかること

ヘッドレスCMSのフィールド設計

更新しても崩れない項目の切り方

ACF風のカスタムフィールド

繰り返し項目やリストの作り方

運用中のCMSに項目を足す・消す

納品後の項目変更で戻せないもの

タグを文字列で持つと一覧が作れない

カテゴリ・タグの持ち方

ヘッダーのナビはCMSから変えられる?

メニュー・サイト設定の渡し方

本文にCTAや動くデモを入れる

リッチテキストを拡張する4つの方法

記事の著者情報をCMSでどう持つか

著者(byline)とログインユーザーの違い

表示を確かめる:プレビュー・画像・キャッシュ・検索

「更新したのに反映されない」「画像が重い」「検索で日本語が当たらない」。公開後の問い合わせは、だいたいこの4つに分かれ、どれも原因の場所が決まっているので、切り分け方を知っていれば短時間で直せます。まず見るのは原因の場所です。

記事

わかること

ヘッドレスCMSのプレビュー実装

公開前の下書きを確認する仕組み

CMSに上げた画像は自動で軽くならない

画像配信で見落とす4点

CMSで更新したのに反映されない

キャッシュ4層の切り分け方

サイト内検索が日本語だけ当たらない

全文検索の索引の切り方

「英語版も作りたい」に備える

多言語対応で先に決める4つ

検索で評価を落とさない:SEOと移行

リニューアルで検索順位を落とす原因の多くは、旧URLの受け皿の作り忘れで、構造化データもCMSで更新するうちに壊れることがあります。どちらも公開前に仕組みで防げます。

記事

わかること

構造化データ・OGPでSEO/AIOに強くする

EmDashでのメタ情報の入れ方

構造化データが更新で壊れるCMSを直す

壊れない運用設計

WordPressからEmDashへ移行する手順

WXRインポートとリダイレクト

旧URLの受け皿はCMSの中に置く

リダイレクトと404ログの実務

任せる・守る:権限、ログイン、バックアップ、拡張

納品後に一番揉めるのは誰が何を触れるかで、権限、ログインの引き継ぎ、消したときの戻し方は、納品の前に決めて書面に残しておきます。

記事

わかること

管理画面をどこまで渡すか

5段階の権限と渡し方

「IDとパスワードください」に渡すものが無い

パスキー前提のログインの引き継ぎ

「間違えて消しました」に備える

バックアップと復元の4層

ブログにコメント欄を付けたい

コメント運用で決める4つ

EmDashのプラグインは2種類

サンドボックス型とネイティブ型の任せ方

EmDash × MCP

AIにコンテンツ運用を任せる

状況別:最初に読む1本

全部読む時間がないときは、今の状況に近い行から1本だけ開いてください。

今の状況

最初に読む1本

WordPressから乗り換えるか迷っている

WordPressからの乗り換え先に

これから構築する

EmDashをCloudflareにデプロイする

管理画面の項目を設計している

ヘッドレスCMSのフィールド設計

「更新が反映されない」と言われた

キャッシュ4層の切り分け方

WordPressのサイトを移す

WordPressからEmDashへ移行する手順

納品前に引き継ぎを決めたい

管理画面をどこまで渡すか

よくある質問

EmDashはWordPressの代わりになりますか?

ブログやコーポレートサイトなら、多くの場合なります。投稿、固定ページ、カスタム項目、メディア、権限、予約公開といった基本はそろっているからです。一方、WordPressのプラグインはそのまま移らないので、プラグインに頼っている機能が多いサイトは、移行前に1つずつ置き換え方を確かめる必要があります。

小さな制作会社でも保守を回せますか?

回せます。CloudflareのWorkersで動かせば、サーバーのOS更新やPHPのバージョン管理が要らず、このサイトも日々の保守作業はほぼありません。ただしnpmパッケージの更新は残るので、その作業を誰が持つかは最初に決めておきます。

どこまで依頼できますか?

デザインデータからの実装、EmDashの構築、WordPressからの移行、Cloudflareへのデプロイ、納品後の項目追加や改修まで対応しています。設計とディレクションは自社に残し、実装だけを任せる形も多いです。

まとめ

EmDashの案件は、導入判断→構築→設計→表示確認→SEO・移行→運用と、段階ごとに決めることが変わります。迷ったら、今いる段階の節から1本開いてください。

このページは記事が増えるたびに更新します。EmDashやヘッドレスCMSの案件で、自社だけでは手が足りない部分があれば、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

本記事は2026年10月時点の情報です(EmDash 0.32.0で確認)。